ふたこぶくじら

アクセスカウンタ

zoom RSS とあるとあるとき

<<   作成日時 : 2017/02/11 13:42   >>

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 6

超電磁砲の登場人物はみんな気持ちのいい連中ばかりだ。

画像


 自分はやっぱりこういう話が好きだなぁと思った。

 いや、顧みると、生粋の悪みたいなキャラクターが出てくる漫画やアニメってあったかどうかすぐに思い出せない。あぁ、あった。あるにはある。情状酌量の余地なく、今思い出してもぶっとばしてやりたくなるような奴が登場する漫画とか。

 そういう話は、嫌いじゃないけれど、いや……嫌いなんだろうな、たぶん。棺桶に入れて行きたくなるほどに好きにはなれない。どうしても、みんな本当は心根のいいやつ、とか、どこかにすがすがしさや少なくとも同情の余地のあるキャラの話が胸に残ると言うか残しておきたくなるように思う。

 それは僕が生きてるこの世界がそうであってほしいという願望のためなのかもしれない。人並みにセンセーショナルな事件やニュースに興味はあるけれど、そうやって人が悲惨凶悪凄絶な事件に心惹かれてしまうのは、確認したいからじゃなかろうかとも思う。

 本当にただ残酷なばかりの無情な事件なのか。実はどこかに、自分らが希望する善い世界に帰納させられる事情があるのではないか、という確認。

 善い、というかなんというか。事件が悪なるものとして知らされれば、とりあえずバランスを取ろうとして逆の善なるものを求めようとするような。

 どっちかに偏ると壊れちゃうからね。悪いことばかりに囚われると、この世は殺伐としてて人情も友情も愛情も嘘っぱちで、救いなんか一切ない、卑劣でも構わんからとにかく自分が生きられればいい、あるいはいっそ死んでしまおう、なんて思ったりする。

 善いことばかりに囚われてもなんだかおかしなことになる。ちょっと気持ち悪くなる。もしくは、処理不能なほどの悲しい事辛い事理不尽な事にぶつかったとき、とんでもない落差で落胆してしまったりする。あやうい。

 いい年してアニメや漫画に感動して涙する、というのも正直ちょっと恥ずかしくなくもないわけだけども、いやほんとはそんなこと全然思ってなくて、アニメや漫画を面白いと思って何が悪いんだ馬鹿野郎、的な思いも一方ではあったりするわけだけども、

 だけども。それはそれとして、じゃあ映画ならいいのか小説ならいいのか、えーと、ではなくて。

 物語。それら全部をざっくり物語の枠に分けて現実と対比させてみると、いったい僕は物語に感動するばかりで現実ではどう生活しておるのか、と振り返らざるを得ない。時がある。

 アニメの登場人物たちはしっかり生きておった。では僕はどうか。ここ数年を思い返してみても、関わった人に不義理を重ねるばかり、仕事や人間関係で失敗するのはいいとしてそのカバーが足りておらず、健康面では不摂生、他者への気配りにも欠け、いつかは恩返しせねばと思いながら思うだけで、便りも出さずあれこれへの参加も渋り断り続け、ひたすらお詫びばかり、人付き合いを避けて無駄に年を食い続けるだけの、どうにもこうにも、とてもじゃないが友情だとか感動だとか言ってていい身分ではない、言えたものでは無い……

 そう反省すると、果たしてアニメ観て登場人物の心の繋がりに震えて泣いてる姿というのはいかがなものか。別に映画でもいいけど。恥ずかしくはないか。恥ずかしい。いたたまれない。砂になりたい……。


 知るか。反省終わり。もうそうやって落ち込み嘆き身動き取れなくなるようなのは、やめたのだ。やめざるをえなかった。動かずにいていい状況でもないのだ。今後も何十年かは、あるいは死ぬまでは、働いて生活してゆかねばならぬのだ。今の仕事がいつまでなんとかやっていけるものかは、僕が主体である以上、大変心もとないところなのだけれども、とりあえずやってくしかないのだ。おれはダメだ、と思ってひきこもっていられたのは学生のときまでだったのだ。

 でもまぁ、生きてる限り、落ち込むことはあるやね。死にたくなるほど情けなかったりすることも、この後もきっとあるやね。大人になったからといって、年寄りになったからといって、何事にもブレず怯まず臆せず、なんてことにはきっとならないのだ。

 たぶんみんな、人に見えないところで泣いたりしてるのだろう。心の中で、だったりするのだろう。知らないけどもさ。そうして、いっとき、架空のお話に心を預けて涙したって構うまいよ。

 僕だって、謝ってばかり申し訳なく思ってばかりの人生でもないのだ。自分にできることをしてゆくしかなく、自分にできることをやらなくなったらまずいというだけだ。できるうちは。とりあえず。ひとまず。なにがしか楽しいことも必ずあるのだし。

 そうやって己をどうにか納得させて、次のお話を探したりする。知ったことか。人間最後はどうしたって独りだ。僕のこの脳と心だけが頼りだ。

 しかしどうやらこの世はそれだけではないようだ、という確認のためにも、物語はあったりするのかもしれない。でなければきっと人はここまで物語を紡いではこなかったろうと思ふ。

画像


 どうしても美琴が美琴っぽく描けない……。

 色は公式絵からスポイトで抽出してしまってるのだけど、色指定ってすごいなと思う。それ使うだけで僕の絵でもそれっぽく見えるようになる。気がする。肌の色とか、色置いてるときには、これ本当にこの色で合ってるのかな? と疑わしくなるくらい暗く濃く見えるのだけど、全部塗り終わると自然な感じになる。白もただの白じゃなくて薄く青とか緑が入ってた。


−−


たわごと

 他者に「善なるものであれ」と強制するのは不可能である。「悪なるものであれ」とも到底言えぬ。そんな両極純粋なものに、人はなれぬ。純粋なものはきっと神だ。

 ただしそれは、神話の世界の神ではない。彼らはもっと人間臭い。って聞いた。純粋に純粋なものは、人が作り出した、人工的な神だろう。

 人はただ、神の声を聞くことしかできぬ。はずだと思う。善ばかりにも、悪ばかりにも、神にもなれぬ。善なるものを含み、悪なるものを含む。その上で、なにがしかを、

 作る? 得る? 生み出す? 作成ではなく、誕生こそが、

 ぷー。ぷーぷーぷー。わからぬ。しらぬ。ぞんぜぬ。宗教のこともなんも知らぬ。てへ。なんなら、神とはなにかも知らぬ。8MBもあれば御の字の、僕の脳では解せぬ。メガバイトの意味理屈すら知らぬ。でもなんか最近はテラバイトとか言うし? なんかでっかいっぽいし?

 やめろっ! 数字はやめろっ……! 僕の脳は数字には適さぬ。2を見ればアヒルに見える。22を見ればアヒルのつがいに見える。あまつさえ、アヒルを擬人化する。美少女化。着ぐるみフリース着たロリのつがい……?

 そういう人間です。どうやらそうらしいのです。十年ひとむかしを3倍ちょっと生きてきてようやく気付いた。見えた。馬鹿であると。クズであると。

 いや、それはだいぶ前からわかってた。悲しいかな、知らざるを得なかった。あの日夕焼けをレジ袋提げながら見た時からきっとわかってた。これから戻る無人の、僕が入室することで有人の、日暮れのアパートに戻る時からきっと屹度、わかってた。

 独り暮らしはわびしいね。侘しかった。2両しかないローカル線の、デフォルメされた恐竜の描かれた列車も、なんだか物悲しかった。向かいの新築の家すら悲しみを背負っていた。

 ように思う。鉄塔が無表情に立っていた。感情の無い人間の向こうで、空が寂しそうにしていた。

 僕は高校生の頃から使っていた、一度盗まれて買い替えた自転車に乗って、海を見に行こうと思った。見に行った。誰もいない海岸で、海の声を聞いた。波の音。意志も無いくせに動く音。誰も聞いていないくせに、青い空に響く音。声ですらないはずの音。音も無く動く雲の声。

 波の音ではなく、雲の声を聞いたのかもしれない。そんな気がする。今はなにが聞こえる? 人の声。ようやく、人の声を聞けるようになったんだ。ろう。たぶん。きっと。おそらく。

 僕の声。僕にしか聞こえない、僕の声。そういうものもあるのだろう。耳を澄ませ。あばばばばばば。

 聞こえた。気がした。なんてひどい声だ。聞くに堪えん。発声練習。聞こえますか……くっ、直接脳内に……! テレパシー発声練習。聞こええええますかぁああああ……


 かの自転車を去年の暮れに捨てた。さすがにそろそろな感じではあった。けれどもけれども。思い出の品が。しょうがない。丁寧に整備しておればまだ乗れたろうけれども、目つぶって坂を下るという愚行の末に溝に落ちて軸をへし曲げるという大ダメージを負わせてしまった。あれ以来、両手放しで乗れなくなった。真っ直ぐ進まぬから。

 そうして古いものを捨て、新しいものを買い。人の体だって食っては出して入れ替わっていく。どうやらそういうことらしい。まるっきりそのまんまで保っておこうなどという事は無理なのだ。

 思い出も記憶も移り変わってゆく。忘れられたもの失われたものはどこへゆく。なんもかも無くなるのか。人は死んだら無になるのか。神やら霊やらなにやらを信じていいものか。子供の頃は信じていて、やがて信じなくなり、ふたたび信じてもいいかなと思い始めていたりする。

 人の心ほど変わりやすいものもない。雲のやう。ころころ変わる。心変わり? いや、変幻自在! なんでもできる! どこにでもいける! なんにでもなれる!

 といった、気分になれる! 気分は大事よね。変わりやすいからこそ。変わらざるを得ないからこそ。


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ガッツ(がんばれ!)

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
なにわけわかんないこといってんの!
自分の幸せは他人の笑顔を見ることで満たされるのよっ

ふーちゃんはこれだけ描ければイラストレーターイケる!絵を描いてご飯食べれるよ
女王
2017/02/11 15:57
まじかよっ! ご飯の絵を!? 描いて! 食っていける……!?

そうだ、人の笑顔を。盗み見て。だって目の前にいないし! 誰か。誰か来ませんか。嫁的ななにか。満たしてくれるなにか。アニメのキャラの笑顔はいつでも見られる。はっ……そうか、これか……!なんなら自分で描く。嫁も自給自足。やさしい世界。
Flerov
2017/02/11 16:24
どうした最近更新早いじゃないか
生き急いでんのか
ゆるい感じの4コマでも描いて笑わせてくれよ
6
2017/02/13 14:47
ちょっと急ぎました。そろそろ急いだ方がいいのじゃないかと思わなくもない。ハァハァ。
壁にぶつかったので失速。人を笑わせられる4コマって思ったより難しい。アニメ絵もなかなか上手く描けぬ。ぬああ。
Flerov
2017/02/13 18:32
フレさん、セル塗りもするんですねえ。とあるが好みの理由はおそらくたぶんおおよそ確実に気のせいかもしれないけど、ひんぬーキャラだからだとおも。
はんちょ
2017/02/13 23:32
そこに気づいてしまったか。それは気のせいです。厳密にいえば全然気のせいじゃないのだけれど、気付かなかったことにしておいてください。

できればもっとそれっぽく仕上げたかったのだけど、僕の非力な画力では……これがどうやら今の精一杯……。線画描いてる時はなんかうまいこといけそうな気がしたんだけどなぁ。塗って見たらなんか違うなぁ……表情もぎこちないし……デッサンはあちこちおかしいし……目も離れすぎておるね。
Flerov
2017/02/14 00:26

コメントする help

ニックネーム
本 文
とあるとあるとき ふたこぶくじら/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる