れぷらん めいさく げきじょう

ふしぎの国の+きのこ+

ぽかぽかとした ひるさがり、+きのこ+は こかげで 本をよんでいるうちに ねむくなり、うとうととしていました。

ぴょこぴょこぴょこ。

ぽむの +きのこ+の 目のまえを、まっしろな ぷぷ が かけて行きました。

「まぁ、かわいい ぷぷ。どこにいくのかしら」

+きのこ+は がらでもない くちょうで つぶやいて、ぷぷ を おいかけました。

せれぶのとうげ をこえ、かなしみのおか をぬけて、ぷぷ は おせんちたい までゆくと、じめんに ぽっかりと あいた あなに おちてゆきました。+きのこ+は おろかにも そのあなに とびこみました。

ひゅるるるる(らっかおん)

どすん。


がしゃっ ぐしゃり びしびし ばきっ めきめきめき…

+きのこ+が おちた あなは、まえすとろ の はいきぶつしょりじょう でした。さまざまな がらくたに ぶつかって +きのこ+は ぼろぼろの まんしんそうい に なりました。きかいあぶら で まっくろに なり、まるで ごみの ようです。ほんとうに ごみ かもしれませんが、言うと おこるので、みなさんは かげぐちを たたく だけに しましょう。ひそひそ。

足を ひきずりながら しばらく あるくと、+きのこ+は けんきゅうしつ という ぷれーとが はられた へやに たどりつきました。へやには たくさんの どあが あります。それぞれの どあに はられている ぷれーとには、A(えー)からP(ぴー)までの あるふぁべっと が かかれて います。+きのこ+は なにも かんがえずに、O(おー)の へや に はいりました。

「ぐわっ、おもっ」

へやに はいった とたん、すさまじい じゅうりょくが +きのこ+の からだに かかりました。まるで べたん の まほうを かけられたようですが、そんな じゅもんを しっているひとは たぶん にじゅうだい ちゅうばん から こうはん でしょう。

「は、はやく でなければ…」

+きのこ+は ゆかを はいずるように へやを でました。きずぐちから でた ちが、なめくじが はったあと のように ゆかに ついて、せいさん な かんじです。

つぎに +きのこ+は、D(でぃー)の へやの どあを すこしあけて、びくびくしながら のぞきこみました。みたかんじ、こんどは ふつうの へやのようでした。ほっとした +きのこ+が どあを おおきく ひらくと、うえから こくばんけし が おちてきました。きほんですね。

ちょーくの こなで まっしろに なった +きのこ+は、けほけほ と むせながら からだに ついた こなを はらいました。そして、あなに おちたときの きずぐちを たたいて しまい、+きのこ+は いたくて とびあがりました。

そのとき、+きのこ+の むねの なかに、まっくろな きもちが わきあがって きました。なんで おれが こんな めに あわなきゃ いけないんだ。ゆるせない。+きのこ+は せかいじゅうの ものが にくにくしく おもえてきました。ひがいもうそう かも しれません。

ふと きづくと、へやの まんなかに てーぶるが ありました。てーぶるの うえには、ちいさな こびんが おかれていて、びんのくちに なにか もじが かかれた ぽすといっと が はってありました。+きのこ+は なにが かかれているか よもうと、ちかよりました。すると、てーぶるの まわりには とうめいな わっくすが こぼされていて、+きのこ+は すっころんで こうとうぶを きょうだ しました。

「"!#$%#$"!"#"$#?$%$っヴぁ!」

+きのこ+は くやしすぎて ことばに ならない さけびを はっしました。もじばけ では ありません。ちょっと ないています。おきあがると、+きのこ+は てーぶるの うえの こびん を あらあらしく つかみました。

「ぎゃあああああ!」

こびんの うら には、がびょうが せろてーぷで とめられて いました。いたれりつくせり といいたいところですが、ことばの つかいかたが まちがっています。ふんだりけったり ですね。

+きのこ+の ゆびから、ぽたぽたと あかいちが でています。+きのこ+は ちばしった めで、ぽすといっと を にらみました。そこには こう かかれて いました。

『あたいをのんで!』

「ああ、のんでやるともさ!」

いかにも あやしげな、じょうしき ある ひとなら だれも のまない であろう その えきたいを、あたまに ちが のぼっていた +きのこ+は ひといきで のみくだしました。

「な、なにこれ!?」

こびんの なかの えきたいを のんだ +きのこ+は、しおしおと ちいさくなってしまいました。ごきぶり くらいの さいずです。

「ひどい…ひどいよ…。うぅ、ぐすっ…」

+きのこ+は いかりもわすれて、とうとう めそめそと なきだして しまいました。ぼくも、かいていて ちょっと かわいそうに なって きました。なので、てーぶるの したには おいしそうな けーきを おいておきました。さんちぎそうも、ふせいな げんざいりょうひょうじ も されていない、ゆうめいな ぱてぃしえ が つくった いっぴん です。もちろん、まえの きゃくの たべのこしの つかいまわし などでは ありません。

けーきには L(える)ばんさいず の しゃしんが はられて いました。きものを はだけた いろっぽい えるふ が うつっています。そして しゃしんの みぎした には じょせいの ひっせきで ひとこと めっせーじが かかれて いました。

『わたくしを…お召しあがりください…』

「ええ、よろこんで…! ハァハァ」

しゃしんに こうふんした +きのこ+ は むくむくと おおきくなりました。べつに、ひわいな いみでは ありませんよ。

からだが もとにもどった +きのこ+は、けーきを おいしく いただきました。すると、+きのこ+の からだは なぜか たるん に かわってしまいました。しゅぞくへんこう という やつです。

とおぼえ の ようなこえで ひとしきり ないた あと、+きのこ+は ほかの へやに はいりました。

そのへやでは、くさったくろうるろ が ふしゅうを はっして おりました。

「どの 足から うごかそうかと まよって いるのさ」

くさったくろうるろは、きかれても いないのに そういいました。かかわらない ほうが いい、と はんだんした +きのこ+が たちさろうと すると、くさったくろうるろ は あわてて こえを かけました。

「まちな、わかいの。ひょっとして、ぽむに もどる ほうほうを さがして いるんじゃ ないのかね?」

「え、どうして わかったんですか?」

+きのこ+が たずねると、「しつもんに しつもんで かえすなぁーッ」と、じょじょの きらよしかげ の ように くさったくろうるろは おこりました。+きのこ+は いらっと しました。いままでの ことを おもいだして、もっと いらっと しました。もしかしたら こいつが ぜんぶ しくんだ ことかもしれない、とまで おもって さつい まで めばえてしまいましたが、そういう かんがえは きけんです。

「デバフ漬けにすんぞ、コラ」

+きのこ+は すが でてしまいました。めが すわっています。

「あ、ごめんなさい。いえ、あの、おきを わるくさせる つもりじゃ、なかったんです」

くさったくろうるろ は ひらあやまり しました。

「もとに もどる ほうほうを、ごぞんじなんですか?」

+きのこ+は とりつくろう ように、かわいい こえで ききました。

「ええ、これを たべれば…」

くさったくろうるろは、いっぽんの きのこを とりだしました。


おち が みえて しまった と おもうので、+きのこ+の ぼうけん は これで おしまいです。


|ω・)ノシでは また

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